はやくして
むかえにきて
まってるの、
わたし
ねえ
はやく
夢を見るのは疾うに過ぎ去った過去ではあるけれど其れから逃げることもまして自ら捨てることなど私に許された選択肢には存在などしない、のです
いつ
になったら
あなた
は
きてくれるの
かしら
た
のしみね、
はやく
あいたいわ
この世の凡てが私の意の侭にならないと知ったあの日から何かが私の中では失われまた何かは殻を破り其の姿を現しました
はやく
はやく
はやく
きもちは
おさえられないのね
からだがうずうず
して
たのしみだわ
きてく
れるのを
まだ
わたし
まってま
すから
望むのはほんの少しの愛情でも与えられたのは多大なる同情で何度も突き返したい衝動に駆られるのですが砂糖で出来ている私は未だ其れを腕の中に抱え込んでひたすらに寝た振りを続け、泣き真似を止めようとはしないのです
どうして
押し込んだがらくたを胸で潰しながら私はそうして静かに喉を掻き毟りました、なぜでしょうね指は留まるところを知らないらしく気付けば何一つ遺らず呑み込まれてしまいました
あたたかい
ものがわたしを
つつみます
指先から灯る温もりは
やがて全身を巡ることでしょう
気付けば海にわたしは1人なのです
いいえさいしょから
ひとり
だったの
ただの勘違い
私のおもいちがい
オーバーラップする
その記憶に
嘘はないと
信じ
たいものです
故郷は荒れ地
(知らない世界で私はまた)
(世界をつくる)
(闇を得る)
配布元:)
週末ノスタルジー どろどろと溶ける、熟れきったこの眼球をあなたは愛してくれますか?
この左目をあなたに零れないようにそっと抑えた手に、温もりは要らない。
(だって視界に入るあなたがとても熱いから、)
真白い部屋に、其れはある。
椅子の上、ぞんざいに置かれたからだは他を顧みることなく、夢を見続ける。
遠くを見ようとも分厚いカーテンが邪魔をする、だから其れは夢を見る。
やわらかな、微笑み。
きれいな指先、すきとおるような肌、なめらかなくちびる。
まろやかな顎のラインに手をかけて軽く傾げれば、
風と共に舞い込んできた光に照らされて其れは陰を失った。
作りものめいた危ういうつくしさ。
形容するのにこれほど相応しい言葉はないだろう。
煌めく陽光さえ吸収して、透明になってゆくからだは動かない。
僕のほかに其れを見るものはいない。
僕の、僕だけの、 永遠に、きみは僕のもの。
優越感に溺れ死ぬ誰にも渡さない、ひとから見れば此は狂気の沙汰なのだろうけれど。
(それでも僕は、離さない)
遙か高い空を眺めて
二人で語った優しい未来
理想だと人は言うけれど
君とならきっと現実になる
悪戯っぽく微笑んで
僕を光へと導いてくれた
咲き誇る花に負けないくらい
君は綺麗な人でした
ふと隣を見ると貴方が
こっちを向いて笑っているの
優しい眼差しが私を捉えて
明日へ連れて行ってくれる
我が儘を言えば戸惑いながら
結局許してくれましたね
舞い散る花弁を身に纏い
貴方はどうか気高く生きて
祈りを捧げて閉じた瞳
開くとそこには誰もいない
固く握ったお互いの手も
気付けば風のようにすり抜けて
闇に堕ちた光には
手を伸ばせども届かず
これ以上心を失さないよう
貴方を取り戻そうと足掻いてみるけれど
足りなかったのは時間
「好きです」その一言だけを
愛しい貴方へ紡いでは
幼い恋を繰り返した
止めどなく溢れる涙の中に
そっと乗せて呟くけれど
さざめく流れと共に地面に吸い込まれた
誓いを込めて垂れた頭
視線を上げると愛しい君が
救いを求めるように崩れ落ち
やがて動かなくなる
闇に堕ちた光には
手を伸ばせども届かず
やがて失う輝きを恐れて
強く強く君をこの腕に抱くけれど
僕を覗き込む
君の純粋な瞳
すべてを映す
うつくしい鏡
私の手を取る
貴方の指先は
心とお揃いの
やさしい熱さ
初めて君に吐いた嘘は
消えゆく君へ、最後の嘘
一番最後の貴方への我が儘
もう会えないの、ごめんね
伝えたかったのはたった一言
「好きです」それだけなのに
何故言わなかったのだろう
もう二度と口には出せない
こうして救われた分だけ
募る愛を囁きたいけれど
時を刻むその名と共に
二人の道は永遠に分かたれた
(目を閉じればほら、笑って手をさしのべてくれる君がすぐそこに。)
(貴方が喜んでくれてよかった、私はとても幸せよ。)
死ねばいいのに、
呟いた声はひらりと舞うカーテンに吸収されて彼に届くことはなかった。
少し悔しくて、舌打ちをした。
あなたのその笑顔が好きよ
そう言ってくれたきみはもういない。僕はきみが喜ぶことはなんだってしてあげたいのに。
うどんが好きだ。きつねうどんが。
でもだからって本気できつねをいれるなんて俄かには信じがたい行為だな!
信じたくないのなら信じなくても良いけれど。
あなたはそうやって自分の頸をいつだって絞めているの。
ねえ、
気付いてる?
握り潰した柿から滴り落ちる芳香に、朧気な意識は完璧にフェードアウト。
目覚めたとき手はまだあった。
総てが蛇足に思えるんだ。いらないパーツばかりで。そういうの全部切り捨てていったら何が残るだろうね?
そういって笑う君の前には、
血溜まりに浮かぶ目玉がひとつ。
君(もしくは僕)がここで狂乱したのも君(もしくは僕)がそうありたいと願い君(もしくは僕)が嫌ったすべての世界から逃げ出したかったんだろうね、
その先で生きてゆける保証などどこにも無いというのに
ととん
とととん
とん
とととん
とん
ととん
とととととん
と
とびたいものだ
一足飛びに
とん
とととん